ぱんぴっと! インタビュー記事

NPO法人学生人材バンク学生プロジェクト「ぱんぴっと!」。鳥取で活躍する魅力的な社会人へのインタビュー記事を掲載していきます。

コバンザメになれ。1人でできないことも、誰か偉大な人についていけば必ず何かできる。 鳥取大学地域学部3回生 鈴木創土さん

 

 

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目次


○所属 名前
○インタビュアーからのひとこと

 現在所属している学部を選んだ理由
 現在所属しているサークルや団体
 そのサークルや団体に入ろうと思った理由
 壁の乗り越え方
 メッセージ

 

 

鳥取大学地域学部地域政策学科3回生
鈴木創土さん

 

 

【インタビュアーからのひとこと】
地元のこと、地域学部のこと、

大好きなバレーのこと…。


秘めたる熱い思いを、

爽やかな笑顔で語ってくれました☺

 

 

 

Q.所属されている大学(学部)を選んだ理由は何ですか?


A.高校の時にした地域研究・家業

 

 

 

実は、オープンキャンパスに行くまで

大学って何しに行ったらいいんだろうかって

ずっと思っていて、

大学に行く理由がわからなかったんです。

 

 

そんなある時、全国観光甲子園

(地元の魅力を探して、

 自分たちで観光プランにしてプレゼンする大会)

で選ばれて神戸の大会に出場。

 

その経験から、自分の地域に誇れるものがある

ということに初めて気付きました。

 

 

 

「観光って楽しそう、

 自分は自分の地元が好きだから、

 観光だけに特化していない学科が良いな」

 

 

そんな風に思っている時に政策学科を知りました。

 

 

 

実は家が畜産家で。

どんどん廃業していく周りの家を見て、

畜産業界の厳しさを感じていました。

 

親も尊敬していて家族も大好きなんだけど、

実家を継ぐ気はなくて…。

 

 

けれど、この環境がなくなってしまうのは勿体無い、

自分の代わりに継いでくれる人が現れたら

そういう人をサポートしたい、

人材を育成するリーダーシップを学びたいと思い、

政策学科に入りました。

 

 

 

実際に地域学部に入ってみて、

価値観を変えられたのが1番の収穫です。

 

 

 

田舎で仕事ができる時代が来てるんだなって。

 

農村の授業とか聞いているうちに、

自分のうちはどうやって未来に残っていけるかなって

自然と考えている自分がいました。

 

 

「とても自分が入るなんて」と思っていた

「家業を継ぐこと」にも段々興味がわいてきました。

 

 

 

 

Q.所属されているサークルや団体があれば

 教えてください。

 

A.VTEC、ばぼんちゅ(バレーボールサークル)、

夢限プロジェクト。

 

 

Q.そのサークルや団体に入ろうと思った理由、

 きっかけは何ですか?

 

A.バレーがしたかったから。
大学でしかできないことをしたかったから。

 

 

 


大学でバレーボールを始めました。

VTECの幹部と夢限の活動が重なった時は、

とても忙しかったです…

 


ばぼんちゅでは副部長を務めています。

 

 

僕の大学にいる理由の大部分が

「バレー楽しいから」っていうくらい

本当にバレーが好きなんです。笑

 

 

 

立ち上げに関わった夢限プロジェクトは、

 

鳥取って静かだよね、"なんかやろうぜ!"

 みたいな学生もいなくて、

 僕らで鳥取のいいところを広められるような

 お祭りしよっか!その後の呑み会絶対楽しいよね!」

 

って先輩方と話して始まりました。

 

 

 

鳥取の食材にこだわった屋台を出してもらったり、

アイドルやモデル事務所にも協力してもらったり。

 

いろんなところから協賛をもらって

やり遂げることができました。

 

大学生にしかできないことをしたくて、

同じくAO入試で入った先輩に声をかけてもらって

実現しました。

 

 

 


Q.壁にぶつかった時、どのように乗り越えましたか?

 

A.開き直る!ネガティブを極める!笑

 

 

 

大学に入るまで、ずっと順風満帆な人生でした。

(事前に書いてもらった人生のモチベーショングラフは大学入学までずっと上昇。)

 

毎日が本当に楽しくて、隣にはずっと

ともに育ってきた

絶対裏切らない双子の存在がありました。

 

 

 

けれど、いつもそばにいた双子と、

大学進学と同時に初めて別々の道に。

 

 

その時に初めて

「今までみんなが1人でやってきていたことを

 自分は双子と2人でやってきていたんだ」

ということに気づきました。

 

そんな自分のことを知ってしまったことで

鬱状態になってしまって。

自分のことを知ってしまったからこそ

それが挫折となりました。

 

 

 

だけど、持ち前のネガティブを極めて

開き直ることで、それを克服しました。

 

 

自分が出来ないこと、苦手なことをちゃんと分かって、

自分が出来ないことは出来ないことで仕方ない。

 

それを受け入れて、やれることからやっていこうって

思って乗り越えました。

 

 

気持ちの切り替えだけではなくて、

活動が終わってもずっと仲のいい夢限の人たち、

遊びに誘ってくれる周りの人たちに頼らせてもらって

乗り越えられている壁も沢山あります。

 

 

 


Q.最後に、悩める学生にメッセージを!

 

A.コバンザメになれ。

 

1人でできないことも、

誰か偉大な人についていけば必ず何かできる。

 

自分1人じゃできない時は周りを頼って、

その人たちから学べるものを学んだらいい。

 

 

「自分にはできない」なんて思っている人は、

なんで自分にはできないのかその理由を考えて、

他の方法を考えたらいいと思う。

 

 

何もしないのはもったいない。

 

 

考えている時点ですごいから、

あとは1歩踏み出すだけ!

 

 

 

 

 

インタビュアー︰佐伯&岡本

文責︰佐伯