ぱんぴっと! インタビュー記事

NPO法人学生人材バンク学生プロジェクト「ぱんぴっと!」。鳥取で活躍する魅力的な社会人へのインタビュー記事を掲載していきます。

戦略的に居心地のいい環境を探してみるのもいいと思うよ

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目次
◯所属 名前
◯インタビュアーからの一言
進学校への進学したことによる変化
大学での大きな変化
今の仕事についたきっかけ

所属 名前
株式会社LASSIC 地域振興部
モリモト メイ さん

[インタビュアーからの一言]

とても明るく気さくな方です。色々と抑圧されていた高校時代からいい意味で抑えがなくなった大学に進学したことにより大学時代には活発的に様々な活動に取り組み、今では自分を必要としてくれるLASSICを選んで入社し、楽しく仕事をされている方です。

Q,進学校の高校へ進学した変化はありましたか。

A,ギャップに驚きました。

通っていた小・中学校がとても荒れていて、その環境から抜け出すために実家から少し離れた進学校を選びました。中学校まではいじめや学級崩壊が身近だったのですが、進学した高校はあまりにも平和な環境だったので今までとのギャップに驚きました。進学校の同級生たちは学歴第一主義な価値観の子が多く主体的に進路を選ぶというよりは、親や塾の先生に言われた大学へ進学する…という印象でした。
少しでも高い偏差値の大学へ・できればあまり責任の重い職業には就きたくない、という理由だけで大学への進学を決めていいんだろうかと周囲に疑問を感じていました。

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Q,大学での大きな変化はなんですか。

A,挑戦しようと思えばなんでもできる環境になったことかな。

大学進学後は自分の個性を許容してくれる人が多く、いい意味で周囲の目を気にしなくなりました。高校生までの抑圧された環境から、「やりたい!」と思ったことに関して素直にチャレンジできるようになりました。大学在学中には「楽しそう!」と思った中山間地域のボランティア活動や海外短期留学に何度も参加しています。課外活動での作業や経験を通して、1人でやるよりもチームの総力で目標を成し遂げることに圧倒的な感動や楽しさを感じました。

鳥取に来るまで人間不信でネガティブ思考でしたが、気の合う仲間と活動したり、たくさんの人に親切にされたことがきっかけで人を信じることができるようになりました。


Q,今の仕事についたきっかけはなんですか。

A,自分を必要としてくれる人がいると思ったことです。

就活の際、今の会社と合わせて数社の採用選考を受けました。最終的に入社を悩んだのが、東京の誰もが知っている大手企業と今の会社(=LASSIC)でした。

初任給も高く名も知れている都会の会社か給与面や会社規模では断然劣っている地方の会社。

周囲の大人に相談したら全員口を揃えて、都会の大手に行ったほうがいいと言われました。

ですが、今の会社の採用担当(=今の上司)に非常に真摯に対応してもらったことで「きっとこの人(この会社)は私を必要としてくれているし、入社以降も大事にしてくれるな」と感じ、今の会社に入社しました。

その後、新卒ですが採用担当に抜擢してもらい、大好きな尊敬できる上司とともに忙しいですがとっても楽しく働いています!

学生へのメッセージ

就職先を始め、将来の進路に悩む方も多いと思いますが福利厚生や給与などの条件面以外にも、自分がどういう暮らしがしたいのか、どんなときに幸せを感じるのか、どんな人達に囲まれたいのか…というところも加味して進路を考えたほうがいいと思います。そのためにも(長期・短期)インターンは参加したほうが良いと思うな。あと、無理して辛い環境に耐え忍ばずに戦略的に居心地のいい環境を探してみるのもいいと思うよ。