ぱんぴっと! インタビュー記事

NPO法人学生人材バンク学生プロジェクト「ぱんぴっと!」。鳥取で活躍する魅力的な社会人へのインタビュー記事を掲載していきます。

「鳥取を前向きに楽しんでほしい。」 岩田朗さん 鳥取県庁

 

 

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目次

・【所属 名前】

・【インタビュアーからのひとこと】

・地元で働くこと

・仕事上のターニングポイント

・一緒に働きたい人

・学生へのメッセージ

 

 

 

【所属 名前】

鳥取県庁元気づくり総本部とっとり元気戦略課 

岩田 朗さん

 

 

【インタビュアーからのひとこと】

鳥大では公務員を志望する学生が多いと感じています。理由を聞くと「安定しているから。」、「何となく。」と聞きます。岩田さんは、仕事を生活の一部として楽しんでおられます!中山間地域の生活支援から交通、福祉、教育、県の魅力発信など幅広い分野にわたって、地域に密着したお仕事で公務員に魅力を感じました。

仕事が楽しいって本当に素敵だなと思います!

 

 

 

Q.地元で働くことについての思いを教えてください。

 

 

A.基本的に鳥取が大好きなので。

 

大学時代、賀露港で漁火コンサートのアルバイトをしたとき、地域の方々が非常に楽しみ、喜び、元気になっている姿が印象的で、自分も地元を元気にしたいと思った。1つの分野にとどまらず、多様な仕事ができる地元を元気にする仕事と考えて公務員を1つの選択肢とした。鳥取は田舎って言われるけど、個人的には便利だと思ってる。夏は海に潜って、冬はスキーやスノーボードができてバランスが良い。それに、人と人、地域と行政の距離も近く、人のつながりがある地域性もあり仕事がしやすい。

 

 

 

Q.仕事上のターニングポイントを教えてください!

 

 

A.僕の経歴は珍しいと思う。公務員らしい仕事はしていない気がする…笑

 

ターニングポイントは、保健所で2年間、東京事務所(外務省ロシア課)で2年間、ウラジオストク総領事館で2年間務めたこと。全く新たな分野で、多様な人、多様な価値観に触れる事で相手の立場で考えたり、幅広い視点を持つきっかけとなった。今、障がい者の人たちの社会参加を促進する取り組みをする上でも当時実際に接した経験が活きている。外務省で勤務した4年間では、ロシア語や英語が飛び交う、優秀な人材とのスピーディーな仕事環境の中で大きな劣等感も味わった。できるだけ吸収しよう!できることをしよう!ともがきながらも、楽しく仕事をする事、気持ちの切り替えを身につけ、海外の生活やロシア人と接する中では、人とのつながりの重要性や細かいことに拘らなくなったりと価値観も変わった。

 

 

 

Q.どんな人と一緒に働きたいですか?

 

 

A.前向きでチャレンジする気持ちがある人。

 

淡々と言われた仕事をやるだけでなくて、この地域の特性を見つつ課題に何ができるんだろうと考えながら、前向きに仕事をする人。自分は楽しみながら仕事をすること・相手が喜ぶように何かしてあげようとすることを大切にしている。仕事の中では、課題に対して何ができるのか考えることが楽しい。例えば、どうすれば航空会社が誘致できるかなとか、貿易をスムーズにできるか、移動販売の取り組みなど。また、人と接することが好きということもあるけど、いろんな分野の人と話してみてちょっとしたアイデアをもらって仕事に活かす。自分に固定した価値観はなくて、いろんな人からもらう価値観を自分なりに吸収して柔軟に受け入れるようにしている。

 

 

 

【学生へメッセージ】

今の人たちは私の学生時代と違って、チャレンジできる機会がたくさんあると思うので、自分の殻や壁を作らずに、鳥取のいろんな人に出会ったり、体験する機会を積極的に楽しんでもらいたい。せっかくだから、鳥取を楽しんで鳥取を好きになってもらい、一緒に鳥取を元気にできたらなと思います。

 

PS.写真は公務員を目指す学生との1枚です!

 

インタビュアー:大國&越智&鈴木

文責:大國