ぱんぴっと! インタビュー記事

NPO法人学生人材バンク学生プロジェクト「ぱんぴっと!」。鳥取で活躍する魅力的な社会人へのインタビュー記事を掲載していきます。

「自分の気持ちに正直に生きよう。自分が楽しいと思えることをしよう。」鳥取大学地域学部地域環境学科 ぱんぴっと OB 山本勝也さん

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「自分の気持ちに正直に生きよう。自分が楽しいと思えることをしよう。」
鳥取大学地域学部地域環境学科 ぱんぴっと OB 山本勝也さん


・【所属・名前】
・【インタビュアーからの一言】
・【ぱんぴっととの出会い】
・【ぱんぴっとの活動で印象的なこと・転機となった出会い】
・【ぱんぴっとの活動を通して】
・【やり続けることの大変さ】
・【大学生に一言】

 

*【所属・名前】
鳥取大学地域学部地域環境学科 ぱんぴっとOB
山本勝也さん

 

*【インタビュアーからの一言】
フレンドリーで、とても話しやすい方です。
初めてのインタビューも緊張せずに楽しむことができました。
話を聞いて、とても楽しく過ごしておられるのが伝わってきて、私も誰かに楽しいことを共有できるような人になりたいと思いました。

 

*【ぱんぴっととの出会い】
Q.なぜ鳥取大学を選ばれたのですか?

A.一人暮らしがしたかったからです。親からそのためには国公立大学じゃないとだめだと言われました。広島出身の先生に、手の届くレベルでしっかりしている大学だからという理由で鳥取大学を進められたから、勉強しました。
今の学部では、科学(化学・物理)の基礎を学んで、地域と科学テクノロジーの融合について、学んでいます。

 

Q.ぱんぴっととの出会いを教えてください。

A.同じ学科の友達が和泉さん(ぱんぴっとOB)と地元が一緒で、その人に無理やり新歓に連れていかれたのが始まりです。
とりあえず、と軽い思いで入ったらここまできてしまいました。(笑)
やっていて楽しくなかったから、入団してから何度か辞めたいと思ったことはありました。
元々社会人と話すことに興味はなく、ある時にインタビューをした人をが、仕事をちゃんとやっていて軽い感じの人でした。たまそういう人に会いたいと思ったからここまで続けることができましたね。

 

*【ぱんぴっとの活動で印象的なこと・転機となった出会い】
Q.ぱんぴっとの活動をされてきた中で、印象に残ったことを教えてください。

A.イベントを初めて企画したことです。とてもやりがいを感じました。
鳥取大学OG/OBだっぴ、くりぴっと を企画しました。
企画を考えるときは参加してくれる人の立場を考えることを意識していました。

 

Q.先ほど、ぱんぴっとを続けてこられた理由として、ある人にインタビューしたからだとおしゃっていましたが、それはどのような人ですか?

A.池原さんという人です。モルタルマジックという会社の社長で、砂丘の砂を使ってフィギアを作るなどの観光的な仕事をされている人です。
元々阿蘇で火山灰を使って参考資源を作ることに成功されて、鳥取砂丘でもなにかできないだろうか?と思い、鳥取県に来られたそうです。
この方にインタビューして、自分がやりたいことをやっていて、好きなことを突き詰めているのがいいなと思いました。
その方の見た目は軽い感じで、普段忙しくても楽しそうに仕事をされていて、自分も将来そうなりたいと思いました。
その方へのインタビューを経て、『正直に生きよう。楽しいことをやろう。』と思いました。

 

Q.では、山本さんにとってその楽しいことはなんですか?

A.最近までしていた就活が楽しかったです。交通費に30万使いました。(笑)
せっかく遠いところに行くのだから、就活を観光にしようと思いました。
池原さんのように、しなくてはいけないことをやりつつ、ちゃんと楽しむことができました。

 

*【ぱんぴっとの活動を通して】
Q.ぱんぴっとでの活動を通して自分が成長したと感じる部分はありますか。

A.良い意味で口がうまくなりました。
自分が言ったことにいかに行動を追いつかせるか、という点では自分はまだまだだと思います。人の話の聞き方、程よくさぼるコツを学びました。
大学生は人間関係次第でとても充実したものになると思います。

そんな人間関係を築くうえでこの活動はよかったですね。

また、他のぱんぴっとのメンバーからも刺激を受けました。
大國さん(ぱんぴっとOG)たちと活動していてただただすごいなと思いました。あの人たちは自分のプライベートを削ってまでやっていて、本当にこの活動が好きなのだなと思いました。
自分はプライベートを削ってまで活動しようと最初は思わなかったけど、度々仲間に影響されたと思います。

 

Q.ぱんぴっとを含め、鳥取に来てよかったとおもうことを教えてください。

A.鳥取だったから、ぱんぴっとに入ったのだと思います。
東京や大阪ではこういう団体はたくさんあるけど、鳥取では逆にそういった団体が珍しかったため、せっかくだし入ってみようかなと思えましたね。

 

*【やり続けることの大変さ】
Q.鳥取大学に入る以前のことを教えてください。

A.まず中学の頃は色々と間違えました。
警察のお世話になったり、自覚がないままいじめの主犯にされたこともありました。
自分の中学校は野球がとても強くて、ベンチにいても試合に出れないことが多くありました。試合に出れなくて気持ちが腐ってくると、私生活まで荒んでしまいましたね。

高校のころは野球が楽しかったです。強くない高校だったけど、春の大会で県ベスト8まで勝ち進むことができました。
地方大会では高橋順平(現SB・ドラフト1位)とやりあったこともあります。(笑)
大学では肘を怪我して野球から離れました。それなら今までやってこなかったことをやろうと思い、ぱんぴっとに入りました。
いまでは社会人も入っている草野球チームに所属して野球を続けています。

どんなことでも一つのことをやり続けていたら嫌いになることはあると思います。
それでもひとつのことをやり続けることは、いろんなことに生きてくると思いますし、ぱんぴっとを最後まで続けることができました。
他にも、自分は大学に入ってから同じバイトを3年間続けているのですが、初めは嫌だったことでも今では楽に感じられます。続けていくとその先は楽になりますね。


*【大学生に一言】
Q.最後に、後輩に一言よろしくおねがいします。

A.今を楽しんでください。
大学生はあっという間に終わるので、今のうちにすきなことをしたり、行きたいところに絶対に行った方がいいです。
自分にとっては車で青森にいったことが大学生活で一番楽しかったですね。


インタビュアー:北川
文責:北川